医療法人このはな会 このはなクリニック 耳鼻咽喉科・アレルギー科・睡眠時無呼吸外来

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CPAP治療のよくある質問

ここではCPAP治療開始前・治療中の患者様からよくいただく質問とその答えをまとめてみました。

QCPAPは必ず毎日しなければいけないのでしょうか・・・

A毎日使用していただくことが望ましいですが1日4時間以上・週5日以上が推奨されていますが、1時間でも 使用すれば全く使用しないよりは良いという結果が出ておりますので医師の指示に従ってご使用下さい。CPAPも軽量で小型化しており持ち運びができるよう、バックサイズに収納できますので、旅行や出張でも持参いただくことは可能です。

CPAPはいつまで続けたらいいのですか・・・

CPAP療法は対症療法ですので、単体で病気が治癒することはありません。患者さま個々の状態、無呼吸が生じる原因によって異なりますので、一概にお答えすることはできません。ただ、肥満が主要因である方などはCPAP治療と共に減量に取り組んでCPAP治療を終了する場合もあります。
今後、CPAP装置も、さらに小型化され改良されると思います。さらには、医療の進歩で、これと別の治療法が見つけられるかもしれません。現時点では、このCPAPを続けることがベストと考えます。

毎月通院しなければならないと聞きましたが、なぜですか?

健康保険でCPAP治療を受けるためには毎月の外来受診が患者さまに義務付けられています。
外来受診ではCPAPの治療・使用状況を確認し、必要に応じて患者さま個々の状態に合わせた適切な処方圧を再設定します。より快適にCPAPをご使用頂くためには毎月外来受診していただ くと共に、治療についての疑問などもご来院の際にご相談下さい。また、治療が安定した患者さまにはご自宅や職場の近くで受診できる所もご提案させていただきます。

就寝中に自然とCPAPを外してしまうのですが・・・

様々な要因が考えられますが、要因のひとつにCPAP装置の設定が適切でない場合もあります。
現在の患者さまの状態にうまく合っていない・鼻の通りが悪い・CPAPの圧に慣れていないなどいくつかの可能性が考えられます。鼻の通りが悪い場合はお薬を使用したり、圧の再調整を含めて設定を再度検討した方が良いかもしれませんのでご相談下さい。

CPAPを使用すると、のどや口の中が乾いてしまうのですが・・・

口をあけて寝てしまうことにより、鼻から送られた空気が口から抜ける為に、のどや口の中が乾 燥することがあります。その場合、開口を防止する為のテープや、口を開きにくくするためのバン ド(チンストラップ)などがありますので試していただきます。場合によっては、CPAP装置に加湿 器を取り付けてご使用いただくこともあります。

冬場になるとホースやマスクに水滴が付いたり、空気が冷たくて鼻の奥が痛くなるのですが・・・

水滴については、外気温とご自身の吐かれる息の温度差で付くことがあります。痛みについては寒い時期、空気が冷たく乾燥しますのでマスクから冷たい空気が出てくることで鼻や喉が刺激されたり敏感になったりして不快な症状が出る場合があります。これらに対しては、部屋全体の温度や湿度を調節することで症状が和らぐ事があります。また、ホースカバーやCPAPに取り付ける専用の加温・加湿器をご用意することもできますのでご相談下さい。

マスクや機械が壊れた時はどうしたらよいですか?

先ずは、当院にご連絡下さい。不在時は、CPAP取り扱い業者の対応となる場合があります。

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